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Works
芸術は主旨や目的や効果を越え、表現せずにはいられないものの中に潜んでいる。説明のつかない、唯一無二の人間性の発露であり、超個人的なも のであるにも関わらず、有形無形に問わずその表現が多くの人の心を動かす。生きることは即ち「芸術」だとも言える。
そしてひとりの人間、芸術家の真の命の発露から、見るものに有形無形の効用をもたらし、時代や歴史を作ってきた。 これを実現するとき注意深くあらねばならないことは、あらゆる「意味」を超越し、日常の文脈を越えたところに芸術家が存在していること。 奇を衒う表現の意外性ではなく、その人間にしっかりと根付いた個人の最も美しいものを発露するとき、芸術は芸術としての意味を成し、結果として、想像もしないような効果や効用をもたらす。
インドネシア・バリ島から82歳にして愛媛県の大三島に拠点を移し、精力的に制作活動を行う世界を代表するガラス彫刻家、鳥毛清喜。
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